2026年、永住許可を希望する「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」の方|今確認しておきたい7つのポイント

「日本に長く住んでいるから、そろそろ永住申請をしたい」

「永住許可が厳しくなると聞いたけれど、自分は大丈夫?」

このように考えている方も多いのではないでしょうか。

2026年は、永住許可をめぐる制度・運用の見直しが進んでいます。

永住許可を検討している方は、「いつか申請すればいい」と先延ばしにするのではなく、現在の自分の状況を一度確認しておくことが大切です。

今回は、入管庁が公開している永住許可申請のセルフチェックシートを参考に、特に確認しておきたいポイントをご紹介します。

1.日本での在留期間は足りていますか?

原則として、永住許可を申請するためには、引き続き10年以上日本に在留していることなどが必要です。

ただし、日本人・永住者・特別永住者の配偶者や子などについては、在留期間に関する特例があります。

例えば、日本人・永住者・特別永住者の配偶者の場合、

実体を伴った婚姻生活が3年以上継続し、かつ、日本に引き続き1年以上在留していること

などが要件となります。

「日本に何年住んでいるか」だけではなく、自分がどの特例に該当するのかを確認することが重要です。

2.住民税を期限どおりに納めていますか?

永住許可では、税金の納付状況が重要なポイントになります。

セルフチェックシートでは、原則として直近3年間、住民税を適正な時期に納税していることが確認項目になっています。

ここで注意したいのが、

「今は全部払っているから大丈夫」

とは限らないことです。

未納があった場合だけでなく、当初の納税期限を超えて納税したことがある場合も不許可の可能性が高まります。

そのため、永住申請を考えている方は、現在の納税額だけではなく、

「期限どおりに納付していたか」

まで確認しておきましょう。

3.国税に未納はありませんか?

住民税だけではありません。

国税についても確認が必要です。

  • 源泉所得税及び復興特別所得税
  • 申告所得税及び復興特別所得税
  • 消費税及び地方消費税
  • 相続税
  • 贈与税

について、未納がないことがチェック項目となっています。

会社員だけでなく、自営業者や会社経営者などは、自分にどの税金が関係しているのかを確認しておくことが大切です。

4.年金保険料を期限どおりに納付していますか?

永住申請では、年金の納付状況も重要です。

原則として直近2年間、年金保険料を適正な時期に納付していることが確認項目になっています。

対象となるのは、

  • 国民年金
  • 厚生年金

です。

過去に国民年金を自分で支払っていた期間がある方は、「会社員になってからは厚生年金だから大丈夫」ではなく、それ以前の期間も確認する必要があります。

5.健康保険料も確認しましょう

意外と見落としやすいのが健康保険です。

原則として直近2年間、医療保険料を適正な時期に納付していることも確認項目になっています。

対象となるのは、

  • 健康保険
  • 国民健康保険
  • 後期高齢者医療保険

などです。

税金だけ確認して、

「年金や健康保険までは確認していなかった」

ということがないようにしましょう。

6.現在の在留資格の在留期間は「3年」または「5年」ですか?

現在の在留資格について、在留期間「3年」または「5年」が決定されていることも必要です。

永住申請を考えている方は、

「自分の在留カードの在留期間は何年になっているか」

を確認してみましょう。

7.過去に法令違反はありませんか?

永住許可では、素行が善良であることも重要です。

過去に日本の法令に違反して罰金刑・懲役刑・禁固刑を受けたことがないか

について確認する項目があります。

交通違反などについても、内容によっては永住申請に影響する可能性があるため、「大したことではない」と自己判断せず、気になることがあれば専門家に相談することをおすすめします。

永住許可について不安なことはありませんか?

「10年以上日本に住んでいるけれど、永住申請できる?」

「過去に税金の支払いが遅れたことがある」

「年金や健康保険の納付状況が心配」

「永住許可の厳格化で、自分は影響を受ける?」

このような場合は、現在の在留状況や税金・年金などの状況を整理したうえで、永住申請を検討することが大切です。

永住許可申請についてのご相談は、行政書士木村紗々事務所までお気軽にお問い合わせください。