気分はピカソな話
こんにちは。
行政書士の木村です。
行政書士試験勉強中もそうでしたが、夜な夜な入管法と睨めっこしていると、30分もすると脳が煮えてきます。
そんな時は、立ち上がって、家事をします。
4歳の怪獣と暮らしているので、片付けなんて、もはや意味がないんですけどね。
台風の中で落ち葉拾いするようなもんでしょうか。
今日は、あ、そうだ、私の力作をこのホームページで見せつけてやろう、
と思い立って、家の中にある渾身の作品を撮影してきました。

こちらは、ボブディランさんです。
公民権運動あたりのミュージシャンが昔から好きで。
ボブディランさんがジョーンバエズと交際しているときのデュオ曲を和訳して、田んぼの中で歌ったりする20代でした。
最近のボブディランさんのことは、存じ上げません。
つぎは、臨月時代に描いたトラです。

これを描いた年は寅年だったので。
わたしはへび年ですが、昔、大阪のスナックのママに「へび年の女は執念深いで~」と言われたことが脳みそにこびりついています。
たしかに当たってますけど、執念浅くありたいもんです。
だからこそ、カラっとしてて強そうなトラに憧れてるんでしょうね。
息子が寅年生まれになると分かったときは、嬉しかったです。
こんな感じで1年に1回くらい、急な思い付きで絵具をひっぱりだすのですが、完成した自分の絵を眺めるたびに思い出す人がいます。
中学時代の美術教師兼担任の先生です。
久留米にUターンしてから、約20年振りに偶然再会しました。
しかも、何度も遭遇しました。
1度目は高良山で。
2度目も高良山で。
3度目は中央公園で。
4度目は高良山で。
5度目も高良山で。
高良山の山道の途中で停車してタバコ吸ってるところを見つけたこともある。

そんな先生の口癖は「天才です!!!!!!!!!」でした。
どんな作品にも、どんな生徒にも、
「天才です!!!!!!!」
地響きするほどの大声で絶賛してくれます。
きっと
「久留米 美術教師 天才です」
のワードだけで誰だか分かってしまう久留米っ子は多いはずです。
生徒たちはクスクス笑って、隣の席の子に自分の作品をみせては
「(これが天才らしい笑)」と自虐するのだけど
どこかまんざらでもない気持ち良さもあり、美術の時間はみんな機嫌がイイ。
私も例にもれず、「わたしって・・・天才かもしれない・・」と本気で思いかけていました。
そんな感じで美術に触れたので、今でも、難しいことを考えずピカソになった気分で気軽に絵を描けます。
先生のおかげで、人生の余白を彩れるようになったというか。
今年の春に高良山で遭遇した時、
「行政書士試験合格したよー」と報告しました。
「すごかねー、ささちゃん」と棒読みで言ってくれました。
そこは「天才」じゃないらしいです。
涼しくなったら、また高良山に登ります。
追記:天才先生が言っていた。
自分のことばっかり考えとるときは、いっちょん賞をとれんかった!
人のために絵を描けるようになって、バンバン受賞するようになった!と。
真理だな~
先生の絵



