知りたい!ネパール
息子の幼稚園に、いつも元気でニコニコ、お日様のような女の子がいる。
彼女はネパール人のパパとママがいて、そのご両親もいつもニコニコ、おっとりしている。
先日、多文化交流会に参加した。
同じテーブルに、ネパール人の男性がいた。
彼もまたニコニコ、おっとりしていた。
彼の職場は居酒屋さんだというので、仕事帰りに地元の友達とご飯がてら寄ってみると、キッチンの中から私を見つけた彼はまたニコニコと会釈してくれた。
スタッフの中にはネパール出身の男性は他にも数名いて、彼らもまたニコニコ、おっとりしていた。
それなのに、見ていて気持ちが良いくらいシャキシャキと働いていた。
スタッフ間の掛け声は「アイヨー!」
おっとりとシャキシャキは同時に体現できるんだなぁと感心した。店内は日本人客が満員で、50人くらいいたかな?とても賑わっていた。
もともと興味があったネパールだけど、ニコニコおっとりシャキシャキ族に出会い、より一層惹かれた。
ネパールの地理
ネパールは上に中国、下にインドに挟まれた海無し国。
北から南へかけてヒマラヤ(高地)、パハール(山地)、タライ(平野)が広がり、いくつもの川はガンジス川に流れ込む。
首都カトマンズは、パハールにある。
ネパールの人口の約8割はヒンドゥー教。
ついで仏教、イスラム教となる。
宗教ごとに地域の棲み分けがあるらしく、首都カトマンズ周辺は仏教徒が多い。

ネパールの言語
ネパールの公用語はネパール語だけど、ネパール語を母語とする人口は44%ほどで、タライ(平野)の東側にマイティリー語、西側にはタルー語と、こちらも棲み分けがある。
かつてのネパールではイギリス志向が強かったたらしく、教育面でもイギリスのカリキュラムを取り入れ、5歳から同時進行で英語教育がある。日本語しか話せない私からすると、バイリンガルは尊敬なんだけど、日本にいるネパール人はトリリンガルだからね。すごいよなあ。
エベレストからガンジス川までのとんでもない標高差、宗教、言語の違いからも読み取れるように
「顔も全然ちがうよ。」と、ニコニコおっとりシャキシャキ族が言っていた。
言われてみればそりゃそうだ。日本にいるネパール人だって、阿部寛さんと鶴瓶さんを見て「色んな日本人がいるなぁ。」と思うんじゃなかろうか。
ネパールの災害
日本ほどの頻度ではないけれど、地震が一度起きてしまうと被害が大きい。2015年の地震では死者約9千人にも及んでる。続いて洪水、落雷と、近年の気候変動で災害も増えているらしい。かつて政府は「我々は自然と共にある」みたいなことを発表していたのだけど、さすがに2017年には「防災管理法」を制定して本格的に災害対策に乗り出しているそう。
日本の建設現場で学んだ施工技術や安全意識を持ったネパール人が帰国し、本国で災害に強いインフラ作りに貢献してくれるのならば日本としても嬉しいことだ。
ティカ
時折みかける、ネパール人がオデコにチョコンと塗っているあれはティカと言って、家族や職場の長から与えてもらう。昔は国王のところへもらいに行っていたそう。ヒンドゥー教のお祭ダサインのクライマックスに、家族の幸せ・健康・幸福を祈っているらしい。
ちなみに材料は、赤い塗料とヨーグルトとお米。

ヒンドゥー教徒にとってのダサインって、日本人にとってどんな祭かと考えてみたけど、浮かばなかった。
日本に住むネパールさんたち、教えてください。
ところで、日本に在留する20代のネパール人の中の約50%が在留資格「留学」らしい。これは他の国出身者の20代と比べてもかなり多くて。この「留学」で在留するネパール人の中から、10年後には在留資格「技人国」で活躍している人も相当数いるだろうなぁ。
私も、ちょっとは英語の勉強せないかんバイ。


